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社長挨拶
はじめに
(株)メビウス・代表取締役 坂本淳

「メビウスの輪」というのを皆さんご存知だと思います。
テープを半周ひねってつなぎ合わせたものなので輪に表と裏がありません。
メビウスは現在の所、受託開発をメインにしていますので 「お客様と表裏一体となって開発を行う」意思を社名で表明しています。
特に制御系のプロジェクトでは仕様書のみで開発を進めることはまず不可能です。
お客様と密接に打合せを行いながら、互いに納得のいく方向性を共同で見つけ出していく。
手はかかりますが、ほとんどのお客様がこの「表裏一体」の開発手法に満足下さっています。


個性と秩序

メビウスは、技術者の個性を大切にする会社です。
細かい規則を強要したり、 技術者の希望を無視して押し付けの仕事ばかりを作業させる会社ではありません。
しかし皆が勝手気ままにやりたいことのみをやっているわけでもありません。
技術者が自分達で考え、互いに不足している部分を補い、 自律的なまとまりのある組織が自然に出来上がっています。
私は、20年程前まで当時はまだ先進的であったVLSIの自動設計のプロジェクトに関わっていました。
VLSIチップの拡大写真を見たことがある人はお分かりになると思いますが、 チップ上には多種の機能ブロックが秩序正しくレイアウトされ、芸術作品とも思える美しいアートが表現されています。
設計自動化が進む前は、このレイアウトは職人作業で勘と経験により作られていました。
さもなくば、試行錯誤により膨大な時間を使って最適なレイアウトを見つけ出していました。
設計自動化の技術が進むに連れ、膨大なコネクションリスト作成後は、 いくつかの設計条件を入力することにより、各機能ブロックが相互にどのブロックと強く結びつくべきかを自動的に判断し基本的なレイアウトが自動で作成されるようになりました。あとは、わずかな手作業による修正を行うだけで複雑な機能を実現するVLSIの評価チップが完成するのです。
メビウスは、VLSIの自動設計システムのような組織を目指しています。
メビウスの管理者は、担当に自分で考え行動することを求めます。
しかもその考えは独りよがりな考えではなく、その行動が回りにどのような影響を与え、どのような結果をもたらすかの最終結論まで検討した考えでなければなりません。
もちろんまだ入社して日も浅い経験の少ない技術者に、同じ事を求めることはしません。
経験の浅い技術者には、将来自分で考えて行動できるよう、作業手順だけではなく、なぜその様にするのかの理由も付けて指導します。


技術志向であること

メビウスの技術者は、皆自分の専門分野を持っています。また、皆新しい技術に貪欲です。
もし、技術者が本当にやりたいことを提案するのであれば、会社は基本的にこれを受け入れ、 どの様にビジネスにつなげるかを皆で考えていきます。
ある意味では、メビウスは面倒くさい会社なのかもしれません。
何も考えず言われるままに行動したい技術者は居場所がどんどん少なくなります。
でも自分で考え積極的に行動したい技術者にとっては、天国のような面白い会社です。
私自身、若い頃は大いにわがままな技術者であったので、技術者の考え方は理解しているつもりです。
メビウスは、管理主導による組織ではなく技術者が自律的に作り上げる秩序により成り立つ組織にしたいと考えています。 技術的には、無邪気な子供で結構です。
しかし組織の中では、互いに相手の立場を理解する大人として行動できる人材を求めます。
メビウスに興味を持った方、一緒に面白いことをやってみませんか?


株式会社メビウス
代表取締役 坂本 淳