Mebius

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2004年01月01日

2004年 新年のご挨拶

社員各位、パートナ 各位

メビウスは4回目の新しい年を迎えました。
当社は2000年12月に設立しました。設立直後より景気低迷の真っ只中であり、当社の主要顧客である製造業や研究所の予算は大変厳しいものでした。しかし、このような逆境の中に在っても皆で頑張ったおかげで、設立当初6名のちっぽけな会社が僅か3年でずいぶんしっかりとした会社に成長してまいりました。
人数だけで見てもパートナを含め、既に50名を超えています。この50名が良い仕事で効率良く稼動すれば、だんだん利益も上がるようになります。

昨年の新年は「ゆとり」をテーマに挙げました。しかし申し訳ありません。「ゆとり」を考えるのは少々早かったようです。利益を出しながらの「ゆとり」なんて魔法のようなアイデアは、同じ業務体制のままでは難しかったと思います。
結論として出たのは、

(1)教育体制の見直し
全社員が技術スキル・管理スキルをもっと磨かなければいけない。
ただし、会社としては最低限の事(技術・管理の導入部や面白さ)のみを教える。アフターフォローとしては、個人が所有するノウハウ情報を公開し、誰でも必要な知識を社内で問い合わせられる体制を作る。

(2)給与体系・査定制度の見直し
今までは全社員が皆同じように仕事が出来、また同じように仕事を分担することが出来ました。従って、給与格差も大きくは開いていなかった。しかし今後は技術者の個性を尊重し「出来る人がやり、やる人はやっただけもらえる給与体系」および「客観的な査定制度」を作る。
また給与は部長・課長・主任などの職制だけではなく、今後はPM/PL/SLなどのプロジェクト内の役割分担による実負荷を考慮して決定する。

(3)リスク管理の徹底
各プロジェクトのリスクレベルを定め、リスク管理ガイドラインに沿ったプロジェクト運営を行う。
また、最近実施されていない「プロジェクト反省会」を復活させ、問題点のフィールドバックプロセスの確立を行う。

(4)営業企画本部の再編成
今後はリピート営業だけではなく、新規営業にも力を入れる。
そのため営業専任者を定め、組織的な営業活動を行う体制を作る。

などの「業務改革」です。
教育は、昨年10月より「技術部課長会議」の中で検討されています。そのほかの業務改革は、出来れば今年の4月までに見直しを行いたいと考えています。
メビウスの良さはフットワークです。良いと思ったことはすぐに実行します。
社員の皆さん、本年もいろいろな提案をお願いいたします。

2004年 元旦
株式会社メビウス
代表取締役 坂本 淳