IoTソリューション STRIX
特 長
STRIX はメビウスのIoTソリューションです。 M2M/IoT/IoEという業界のトレンド、OneM2Mなどの国際標準規格化、それらの背景を踏まえた上で、 株式会社メビウスが開発する STRIX は、お客様のニーズに応じた最適なIoTシステムを実現します。
- 多様な IoTシステムの実現を可能とする技術力
- 任意の装置から得られる情報を収集する STRIX デバイス
- 集約された情報を的確かつ適切にユーザに提示する STRIX サーバ
構 成
- 1. 要件定義
- お客様に要件決めを委ねるのではなく、IoTシステムに精通したメンバーによるコンサルティング提案を交えて、お客様と協議させていただき、最適なIoTソリューションの実現目標を定めます。
- 2. 構成設計
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STRIXの全体構成は、お客様の装置インターフェースを起点として、ユーザまでの間に、デバイス・ネットワーク・サーバが連なる形となります。
これらの構成要素は高い自由度に支えられており、お客様の要件に合わせて、コストパフォーマンス、信頼性などを考慮しつつ、適切な形で実現されます。 - 3. STRIX デバイス
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STRIX デバイスは、装置とのコミュニケーション、そして、ネットワークを介してサーバと情報伝達を行う役割を任じています。
装置とのコミュニケーションのために、STRIX デバイスは、UART・GPIO・Ethernetその他あらゆるI/Fに対応します。 加えて、装置ごとに異なる外部通信仕様を STRIX デバイス内で吸収することで、サーバへのデータ集約を最適化しています。
また、屋内・屋外・車上など様々な環境条件下で STRIX デバイスの運用を想定しています。 これら環境への対応を考慮して、STRIX デバイスは独自のデバイスネットワークを構築可能です。 - 4. STRIX サーバ
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STRIX サーバは、装置から収集したデータをユーザに最適な視点で提示するWebサービスです。
プレゼンテーション、ビジネスロジック、データベースの3層からなるサーバは、PC、タブレット、モバイルといったユーザ端末 Web ブラウザからのアクセスに対して、以下のようなサービスを提供します。
- 装置の遠隔監視
- 装置の遠隔制御
- 装置の異常検出
- トラブルの自動通知
- 稼働状況分析
- 5. STRIXネットワーク
- STRIX では、標準構成として、3G回線網を利用した専用ネットワークにより STRIX デバイスとSTRIX サーバ間を連結しています。 ネットワーク上のプロトコルとしては、IoTで標準採用が進むMQTTプロトコルを採用し、効率的な通信を実現します。
- 6. セキュリティ
- STRIXはデバイス、サーバ、ネットワークの個々および全体的な観点から、お客様・装置の情報を保護するセキュリティ技術を備えています。
事 例
レーザ溶接機の遠隔監視
エンドユーザの拠点に配された装置にSTRIXデバイスを取り付け、3GでSTRIXサーバと接続。 ユーザはPC、iPhone/Androidのブラウザ画面から、装置のデータをリアルタイムに読み取ることが可能です。 また、自動監視により、異常発生、部品交換などのアラートを上げる仕組みも備えています。
電波計測データ集約管理
各地に設置された測定点での電波信号強度を24H365Dモニタするために、STRIXデバイスでデータを圧縮し、3GでSTRIXサーバへ送信。 合わせて測定環境情報などをセンサから集約し、測定データと合わせての評価分析を実現します。