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2005年01月01日

２００５年　元旦（社内向け）

社員各位、パートナー各位

あけましておめでとうございます。
メビウスは５回目の新春を迎えました。

昨年の新年にパートナーを含み５０名を超えましたと報告しましたが、今年は１００名を超えました。
１年で２倍の規模になった訳です。
これもひとえに、管理職を始めとして従業員の方々の献身的な努力の賜と心より感謝しております。
お客様からの評価も高く、現在多くのお客様から感謝の声を頂いております。

しかし、急激に大きくなった弊害として最近組織の脆弱性が見えてきました。
メビウスの組織は、今日まで「混沌」から自律的に秩序が生まれる事を期待した運営になっています。
その方が人財を活かし会社を伸ばすと確信したからです。結果として、現在１００名を超える会社規模になりました。
ただ急激に大きくなり過ぎて目が届かない（見えていても責任関係が曖昧な）状態が出始めています。

今後のメビウスをどう舵取りするかは、とても難しい段階に入りました。

現在私が考えているのは、混沌とした大きな組織を小さな集団の集まりにして目が届き易くすることです。
また、各組織の特色を出し、ノウハウの貯まりやすい仕事の取り方を検討したいと思います。
大きな方針は、

　　　（１）　３事業部並びに営業企画本部の独立性を高める
　　　（２）　各事業部の特色を明確にし、戦略的な営業を行う
　　　（３）　各事業部内の管理体制を強化する
　　　（４）　統合業務システム（ＥＲＰ）の導入と四半期毎の経営分析

の４点です。
昨年テーマに挙げた「業務改革」は大きな組織運営の変更の中で、今年に引き継がれます。
「ゆとり」は組織運営がうまく行くと自然に生まれるはずです。
今年を会社の組織化元年と考え、皆で改善を進めていきたいと思います。

社員の皆さん、パートナーの皆さん、本年も宜しくお願いいたします。

２００５年　元旦
株式会社メビウス
代表取締役　坂本　淳