AI
1.AIの技術と研究開発
メビウスはAIが世間に知れ渡るはるか以前よりAIの研究開発に携わってきており、自然言語処理や画像認識を活用したAI応用システムの開発に注力しています。
最近ではリーガルテックへのAI技術の応用など多方面でのAI適用を進めています。
今後はさらに力を入れ、当社としては"AIer"となることを目指していきます。
"AIer"とは、"SIer"をもじった造語です。AIが進展し、すでにプログラミングはAI自らが学習してこなしてしまう時代が来ています。今後、単なるプログラマーはさほど必要とされなくなる可能性が大きいでしょう。
そこで、AIをどのように活用すればいいかという、より上流でのエンジニアリングが求められるようになると思います。"AIer"とは、そうした業務を手がけるエンジニア集団のイメージを目指しています。
2.AI研究の第一人者である加藤英樹氏を"AI顧問"に招く
2017年10月に、日本のAI研究の第一人者であるDeepZenGoプロジェクト代表の加藤英樹氏を"AI顧問"に招く等、AIやIoT領域に力を入れています。
加藤英樹氏は、長年人工知能の研究に取り組んでこられ、ディープ・ラーニングを用いて世界一の囲碁 AI を開発する「DeepZenGo プロジェクト」の代表をつとめておられました。
近年、ICT の高性能化と機械学習などの技術の進歩により、社会のさまざまな領域で AI を活用し、人間の判断や活動を支援する動きが急速に広がっています。AI の発展に大きく貢献してこられた加藤英樹氏に顧問に就任していただき、今後はメビウスが得意としてきた計測や産業IoT分野にAI技術を取り込んでまいります。
<加藤英樹氏の経歴>
1977年 | 東京工業大学工学部電子物理工学科卒業 |
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1980年 | 東京工業大学工学部情報工学専攻修士課程修了 |
1980年~1982年 | 東京工業大学工学部志村研究室助手 |
1982年~2001年 | (株) 富士通研究所にて応用人工知能,人工神経回路網などの研究開発に従事 |
1982年~2001年 | (株) 富士通研究所にてエキスパート・システム,第五世代コンピュータ・プロジェクト,CommonLisp 処理系,ニューロロボット,アナログ・ニューロチップ,スーパー・ニューロコンピュータなどの研究開発に従事 |
2006年~2010年 | 東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学専攻博士課程にてモンテカルロ碁の並列化を研究 |
2009年~ | チーム DeepZen 代表 |
2010年~ | コンピュータ囲碁フォーラム理事 |
2016年~2018年 | DeepZenGo プロジェクト代表 |
2017年~ | メビウスAI顧問 |
3.事例紹介:AI技術を取り入れたリーガルテック開発について
リーガルテックとは、法律・法務(Legal)とIT、ネット、AIが融合したシステムをいいます。
AI技術に強いメビウスとメリットパートナーズ法律事務所が提携し、弁護士、弁理士が作成した知財契約書テンプレートに豊富な契約条項を組み合わせて、知財契約書テンプレートを自在にカスタマイズできる日本初の条項選択型契約書エディタ「L KNOWHOW(エル ノウハウ)」(無料版)を商品化し、2018年7月5日に提供を開始しました。