NEWS & TOPICS
2006年07月29日
ラジオ日本「ビジネス最前線」でメビウスが紹介されました
メビウスの「人と技術」についてオンエア
東京・神奈川の元気な企業を紹介するラジオ日本(1422KHz)の朝の番組
「ビジネス最前線」(土曜日5:45~6:00)にメビウス代表取締役の坂本が出演しました。
ラジオ日本報道部の羽場万利子アナウンサーの司会で、前半はメビウスという会社について、
そして後半はメビウスの開発した情報漏洩対策ソリューション「RightsManager」とはどんな製品かを解説しました。
ラジオ日本「ビジネス最前線(07/29 メビウス)」
お聞きになるには Windows Media Player等の再生ソフトが必要になります。
お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてご利用下さい。
「RightsManager」の詳細及び製品・サービスへのお問い合わせは、
こちらからご確認ください。
< 収録秘話 >
7月20日収録の日、この日坂本は朝から落ち着かなかった。
メールで送られるはずのシナリオ(質問項目)がまだ届いていないのだ。
どうも手違いが有ったらしい。慌ててライターに電話。
再送してもらい、昼飯を食べながら構想を練った。
ラジオ日本スタジオでの収録には15分遅刻。こんな所だけ芸能人並である。
5~6人のスタッフが既に打合せを開始していた。
まずは一服して落ち着く。ディレクターが冷たい飲み物を持って来てくれた。
「1回やってみましょうか?」とディレクターに誘われ収録室へ。
練習のつもりで羽場アナウンサーとおしゃべりしていたら「OKです。」の声。
「うそ!練習じゃないの・・・?」
プロのすごさを知りました。それでも緊張していたようで、
30年前~20年前にやっていたグラフィクスの研究のくだりでは、
20年と言ったり30年と言ったり少々乱れております。(坂本)
ラジオ収録内容(テキスト版)
- 1.メビウスという社名の由来について
- 2.社長の取得した特許について
- 3.設立当初からの開発商品について
- 4.それぞれの企業ニーズに、あったソフトウエア開発に必要なことについて
- 5.従業員の採用基準について
- 6.従業員の待遇について
- 7.新製品「RightsManager」について
- 8.「RightsManager」の特徴について
- 9.メビウスの今後の展開について
■ メビウスという社名の由来について
初めはテラ技研という名前をつけようと考えていました。
メモリやディスクの単位であるメガ・ギガのひとつ上の単位のテラという単位をつけて、
技術研究所のイメージで「テラ技研」はどうだろうかと提案したところ、社員からは古臭くて格好悪いという事でした。
他にスマートな名前を色々考えたところ、数学者の名前をつけたらどうだろうかという発想で、
メビウスの輪で有名な数学者の名前である「メビウス」が候補にあがりました。
メビウスの輪は裏表の無い特殊な輪ですが、会社も表裏が無い会社を作ろうという思いもありましたので、
表裏がないという意味と、響きがよいという意味で「メビウス」に決定しました。
■ 社長の取得した特許について
昔から子供の頃から人を驚かせる事が大好きで、下敷きに音を録音させるレコードのようなおもちゃを作ったりしていました。
大学を出てから外資系の計測器メーカーに入り、その中で製品開発を約10年間の仕事に携わりました。
そのうち『グラフィックスでこういうことやったら面白そうだ』
『計測器の技術の中でこういう事をやったら何か凄そうだそうだ』という事を小学生からの気分のまま、
色々なアイデアを出しているうちにそれが海外に出るような特許になったりしました。
今はPCでグラフィックスがかなり高速で動きますが、今から20年~30年位前はハードウェアが遅れていたこともあり、
絵が動く事が難しい中で、普通の静止画を出すのに何十秒という時間がかかりました。
それを高速に瞬間に出すグラフィックス系の技術の特許が多く、主にハードウェアに関するものでした。
私はハードウエアエンジニアとして製品のハードウェア開発をしていましたが、
ハードウェアの場合にはノイズ等いろいろな要因が関係しており、誤動作等が生じてしまい、
一発ではちゃんと動きません。しかしソフトならば完全に理屈だけで動くのでソフトウェアの業界に平成元年に転進した訳です。
■ 設立当初からの開発商品について
2002年の夏に、処方箋をスキャナで読み取り画像認識をして、文字を読み取った後、
患者さんのデータに自動的にリンクをさせるというファイリングシステムを作りました。
現在でも処方箋自動ファイリングシステムとう名称で販売しています。
これが弊社の第一号製品です。また昨年の7月には、Linux用のグラフィックスエンジンを作りました。
これはあるLSI(IC)半導体のメーカーの高速なグラフィックスICの専用エンジンです。
■ それぞれの企業ニーズに、あったソフトウエア開発に必要なことについて
まず新しい技術をエンジニア達が常に吸収している事だと思います。
結局お客さまが求めるものをすぐに提案していけなければ、そこのソフト会社は使えるソフト会社とは思われない。
常に新しいことを分かっていて色々な選択肢の中から、お客様のニーズを提案するためには、常にエンジニア達が、
自分達が面白いと思った事をどんどん吸収して、自分の技術力にしていく事が一番大事ではないかと思っています。
■ 従業員の採用基準について
採用面接の時には、採用基準ではないが、必要な要件として以下の3つの項目のうちどれかにあてはまれば、
採用するとお話ししています。
1)あまのじゃくな人
何でも人のいうことをハイハイと従うような人達は統制を取らなければならない現場では必要ですが、
メビウスのような開発系の仕事の上では、人の言った事をそのまま従うような人材だけでは仕事が進みません。
人が言ったことを自分なりに噛み砕いて、新しい事を考えてくれるような人材が必要なのです。
2)思いやりがあること
我々はお客様の要望を形にする仕事をしていますので、他人の気持ちを自分の気持ちとして考えることが出来ること。
そのお客様の事を自分のものとして捉えられることは、メビウスの中では重要な位置付けです。
3)とことん打ち込めること
何かやろうと思ったらけりがつくまで一生懸命やる人が必要です。
■ 従業員の待遇について
メビウスでは学歴はあまり関係なく、実力次第でどんどん待遇が変わってきます。
また終身雇用制を採用していますので、エンジニアは安心して好きな事が出来るという環境を提供しています。
■ 新製品「RightsManager」について
最近新聞やラジオ、テレビで情報漏えいについて報道されています。ITが浸透しますと、
自分の知らないところでうっかり重要な情報が流れてしまうことがあります。
先日、新聞で発表した新製品「RightsManager」はこのうっかりという事を防止するソフトです。
■ 「RightsManager」の特徴について
お客様のインフラに採用していただくソフトですが、インフラに採用すると外からサーバのデータを参照することが出来ます。
普通、見ることが出来ると印刷やコピーする事も同時に出来てしまいますが、このソフトを導入すると、
コピーや印刷が一切出来ません。また自分のPCにはデータのかけらも残さないまま、編集したりすることが出来ます。
「RightsManager」こうした環境を提供するソフトです。
■ メビウスの今後の展開について
今現時点では大手電機メーカーや研究所の受託開発を行っています。研究・新製品の開発のお手伝いを行っていますが、
これからは今回発表したセキュリティ・システムのパッケージ、あるいはセキュリティ・コンサルティング等、
受託開発だけでなく新しい分野、新しいビジネス・チャンスというところにどんどん広く入って行こうと思っています。
またインターネット系の仕事を長いことしていますので、
インターネットのセキュリティ関係やネット・ビジネスの中に非常に面白い分野がまだまだあると思っています。
新しいネット・ビジネスでメビウスを少し成長させて行こうと考えています。
東京・神奈川の元気な企業を紹介するラジオ日本(1422KHz)の朝の番組 「ビジネス最前線」(土曜日5:45~6:00)にメビウス代表取締役の坂本が出演しました。 ラジオ日本報道部の羽場万利子アナウンサーの司会で、前半はメビウスという会社について、 そして後半はメビウスの開発した情報漏洩対策ソリューション「RightsManager」とはどんな製品かを解説しました。
ラジオ日本「ビジネス最前線(07/29 メビウス)」
お聞きになるには Windows Media Player等の再生ソフトが必要になります。
お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてご利用下さい。
「RightsManager」の詳細及び製品・サービスへのお問い合わせは、 こちらからご確認ください。
< 収録秘話 >
7月20日収録の日、この日坂本は朝から落ち着かなかった。
メールで送られるはずのシナリオ(質問項目)がまだ届いていないのだ。
どうも手違いが有ったらしい。慌ててライターに電話。
再送してもらい、昼飯を食べながら構想を練った。
ラジオ日本スタジオでの収録には15分遅刻。こんな所だけ芸能人並である。
5~6人のスタッフが既に打合せを開始していた。
まずは一服して落ち着く。ディレクターが冷たい飲み物を持って来てくれた。
「1回やってみましょうか?」とディレクターに誘われ収録室へ。
練習のつもりで羽場アナウンサーとおしゃべりしていたら「OKです。」の声。
「うそ!練習じゃないの・・・?」
プロのすごさを知りました。それでも緊張していたようで、
30年前~20年前にやっていたグラフィクスの研究のくだりでは、
20年と言ったり30年と言ったり少々乱れております。(坂本)
- 1.メビウスという社名の由来について
- 2.社長の取得した特許について
- 3.設立当初からの開発商品について
- 4.それぞれの企業ニーズに、あったソフトウエア開発に必要なことについて
- 5.従業員の採用基準について
- 6.従業員の待遇について
- 7.新製品「RightsManager」について
- 8.「RightsManager」の特徴について
- 9.メビウスの今後の展開について
■ メビウスという社名の由来について
初めはテラ技研という名前をつけようと考えていました。
メモリやディスクの単位であるメガ・ギガのひとつ上の単位のテラという単位をつけて、
技術研究所のイメージで「テラ技研」はどうだろうかと提案したところ、社員からは古臭くて格好悪いという事でした。
他にスマートな名前を色々考えたところ、数学者の名前をつけたらどうだろうかという発想で、
メビウスの輪で有名な数学者の名前である「メビウス」が候補にあがりました。
メビウスの輪は裏表の無い特殊な輪ですが、会社も表裏が無い会社を作ろうという思いもありましたので、
表裏がないという意味と、響きがよいという意味で「メビウス」に決定しました。
■ 社長の取得した特許について
昔から子供の頃から人を驚かせる事が大好きで、下敷きに音を録音させるレコードのようなおもちゃを作ったりしていました。
大学を出てから外資系の計測器メーカーに入り、その中で製品開発を約10年間の仕事に携わりました。
そのうち『グラフィックスでこういうことやったら面白そうだ』
『計測器の技術の中でこういう事をやったら何か凄そうだそうだ』という事を小学生からの気分のまま、
色々なアイデアを出しているうちにそれが海外に出るような特許になったりしました。
今はPCでグラフィックスがかなり高速で動きますが、今から20年~30年位前はハードウェアが遅れていたこともあり、
絵が動く事が難しい中で、普通の静止画を出すのに何十秒という時間がかかりました。
それを高速に瞬間に出すグラフィックス系の技術の特許が多く、主にハードウェアに関するものでした。
私はハードウエアエンジニアとして製品のハードウェア開発をしていましたが、
ハードウェアの場合にはノイズ等いろいろな要因が関係しており、誤動作等が生じてしまい、
一発ではちゃんと動きません。しかしソフトならば完全に理屈だけで動くのでソフトウェアの業界に平成元年に転進した訳です。
■ 設立当初からの開発商品について
2002年の夏に、処方箋をスキャナで読み取り画像認識をして、文字を読み取った後、
患者さんのデータに自動的にリンクをさせるというファイリングシステムを作りました。
現在でも処方箋自動ファイリングシステムとう名称で販売しています。
これが弊社の第一号製品です。また昨年の7月には、Linux用のグラフィックスエンジンを作りました。
これはあるLSI(IC)半導体のメーカーの高速なグラフィックスICの専用エンジンです。
■ それぞれの企業ニーズに、あったソフトウエア開発に必要なことについて
まず新しい技術をエンジニア達が常に吸収している事だと思います。
結局お客さまが求めるものをすぐに提案していけなければ、そこのソフト会社は使えるソフト会社とは思われない。
常に新しいことを分かっていて色々な選択肢の中から、お客様のニーズを提案するためには、常にエンジニア達が、
自分達が面白いと思った事をどんどん吸収して、自分の技術力にしていく事が一番大事ではないかと思っています。
■ 従業員の採用基準について
採用面接の時には、採用基準ではないが、必要な要件として以下の3つの項目のうちどれかにあてはまれば、
採用するとお話ししています。
1)あまのじゃくな人
何でも人のいうことをハイハイと従うような人達は統制を取らなければならない現場では必要ですが、
メビウスのような開発系の仕事の上では、人の言った事をそのまま従うような人材だけでは仕事が進みません。
人が言ったことを自分なりに噛み砕いて、新しい事を考えてくれるような人材が必要なのです。
2)思いやりがあること
我々はお客様の要望を形にする仕事をしていますので、他人の気持ちを自分の気持ちとして考えることが出来ること。
そのお客様の事を自分のものとして捉えられることは、メビウスの中では重要な位置付けです。
3)とことん打ち込めること
何かやろうと思ったらけりがつくまで一生懸命やる人が必要です。
■ 従業員の待遇について
メビウスでは学歴はあまり関係なく、実力次第でどんどん待遇が変わってきます。
また終身雇用制を採用していますので、エンジニアは安心して好きな事が出来るという環境を提供しています。
■ 新製品「RightsManager」について
最近新聞やラジオ、テレビで情報漏えいについて報道されています。ITが浸透しますと、
自分の知らないところでうっかり重要な情報が流れてしまうことがあります。
先日、新聞で発表した新製品「RightsManager」はこのうっかりという事を防止するソフトです。
■ 「RightsManager」の特徴について
お客様のインフラに採用していただくソフトですが、インフラに採用すると外からサーバのデータを参照することが出来ます。
普通、見ることが出来ると印刷やコピーする事も同時に出来てしまいますが、このソフトを導入すると、
コピーや印刷が一切出来ません。また自分のPCにはデータのかけらも残さないまま、編集したりすることが出来ます。
「RightsManager」こうした環境を提供するソフトです。
■ メビウスの今後の展開について
今現時点では大手電機メーカーや研究所の受託開発を行っています。研究・新製品の開発のお手伝いを行っていますが、
これからは今回発表したセキュリティ・システムのパッケージ、あるいはセキュリティ・コンサルティング等、
受託開発だけでなく新しい分野、新しいビジネス・チャンスというところにどんどん広く入って行こうと思っています。
またインターネット系の仕事を長いことしていますので、
インターネットのセキュリティ関係やネット・ビジネスの中に非常に面白い分野がまだまだあると思っています。
新しいネット・ビジネスでメビウスを少し成長させて行こうと考えています。