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2019年06月12日

令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業（サポイン事業）採択

令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業（サポイン事業）公募にて、当社が提案した計画「自動運転実現に必要な高精度ミリ波レーダー信号評価システムの開発と干渉対策型レーダーのフロントエンド演算回路への適用」が採択されました。
当社はこれまで次世代ワイヤレス通信技術であるミリ波の研究開発を行ってきました。
その成果と知見を活かし、今後の自動運転で、より高精度が求められるミリ波レーダー開発を実現するために必要となる高精度計測システムの開発提案を行い、その意義、革新性、具体的計画が認められたものです。
本年度より3ヶ年度にわたり研究開発を実施し、事業化を目指します。

[採択内容要約]
高い安全性を要求される自動運転レベル3以降に増加するミリ波帯レーダーシステムの安全性を高精度に測定評価するシステムを川下のユーザーが強く求めているが、現状では高精度に測定する 測定器が無い。そこで、本研究開発では、高周波計測において歪みを除去できる技術によって高精度な測定評価システムを開発し、川下のユーザーのニーズにこたえる。
またこの技術を干渉対策型レーダーのフロントエンド演算回路への適用検討をする。

■令和元年度予算「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」の補助事業者を採択しました
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190604mono.htm

■令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業採択一覧
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190604sapoinSenryaku2.pdf